今回はお金のことについてです。
「貯金」というものは、いくらあっても邪魔ということはなく、無いよりはあったほうが、絶対的に良いものです。
いつ何時、何が起こるかわからないですし、将来的にも貯金があったほうが安心できるからです。
でも、今の世の中、出て行くお金が本当に多くて、なかなか思うように貯められないこともあります。
貯金できないときはどうしたらいいのか、考えてみましょう。
1.夫婦の貯金額はどれくらいが一般的?
では、夫婦の貯金額の平均はどれくらいなのでしょう。
なかなか人には聞けないし、聞かれてもなかなか答えにくいことなのですが、ネットによると、
20代の夫婦の平均は200万ぐらいで、75万ぐらいが一番多いようです。
30代ですと、平均が350万強ぐらい、200万あたりが一番多いとのことです。
40代になると、平均700万ぐらい、220万ぐらいが一番多いところのようです。
けっこう貯金しているんですね。
そして、共働きの夫婦に限定した調査では、当然のことながらもっと貯金額が多くなっています。
20代でも平均350万、30代で630万、40代で、1230万です。
子どもの有無も関係してきまして、共働きの夫婦に子ども1人の家庭では、未就学児の場合、630万、小中学生の場合、930万、高校生の場合、1200万となっています。
子どもが2人いる場合は、上記より少し貯金額が少なくなります。
それでも、各年代で30%ぐらいが貯金は無いと答えていることから、貯金できている夫婦と、できていない夫婦に分かれてしまっているように思います。
2.結婚生活で貯金がないのはまずい?
約3割の夫婦が貯金は無いとのことですが、貯金がないデメリットはあるのでしょうか。
まず、「老後の不安」に関してですが、長生きをした場合、年金だけで暮らすのはなかなか難しいです。
もらえる時期も益々遅くなるかもしれません。
「子ども」について。
子どもを妊娠した場合、健診費用と出産費用は受診券や一時金の制度がありますし、出産費用を差額だけ払えば良いという病院であれば、出産まではそれほどお金はかかりません。
しかし、生まれてからはオムツやミルクや衣服など、やはりお金がかかります。
その後、幼稚園や学校に入ると、月々の決まった額以外にもどんどん出費がかさみます。
もし「病気」になった場合も、お金がかかります。
主婦の立場にある人が入院してしまい、夫や子どもは食事が作れない状況で、近くに面倒を見てくれる人がいない場合は、入院費に加えて家にいる家族の食費などもかかってきます。
また、「仕事」を辞めなくてはいけない状況になり、新しい就職先を探す場合も、その間の生活費がかかります。
親戚や知人の結婚式や不幸があった場合、「冠婚葬祭」ですがこちらも急な出費となります。
以上のことを考えると、やはりいくらかでも貯金はあったほうがよさそうです。
3.貯金が出来ない結婚生活の場合、どうすればいい?
まず、出来ることを考えてみましょう。
塵も積もれば・・・ですから、数百円、数千円をバカにせず、節約できるところは節約してみます。
衝動買いをやめて本当に必要かどうかをよく考えて、購入しましょう。
ジュースやお弁当などを買うのをやめて水筒や手作りのお弁当にするだけでも違うと思います。
さらに、ダラダラと過ごすことが好きで、夜遅くまでテレビを見たりゲームをしたり、部屋が散らかっていたりするなら、そこから改善してみましょう。
生活を見直し、部屋がすっきりきれいに片付いていると、お金の管理もきちんとしやすくなります。
「先取り貯金」という言葉があります。
お給料からまず最初に決めた額を取り分けてしまう方法だそうです。
最初から無理な額を貯金しようとすると、途中で本当に無理になってしまい挫折してしまうので、最初は小額から始めると良いかもしれません。
少しずつでも毎月貯まってくると、うれしくなって「またがんばろう」と思えるようになると思います。
[uwaki]