失踪してしまいやすい人、失踪しにくい人など、失踪する人に関しても様々な特徴があります。
失踪する原因としては家庭環境の問題や仕事関係で失踪してしまいやすいと言われていますが、失踪に至るまでのプロセスに関しては、人によって大きく異なるのが特徴的です。
また、失踪前にどのような問題を抱えていたのかということによって、失踪後の行動が大きく異なりますので、今回は失踪者の特徴について詳しく紹介していきます。
これらの情報が集まっているのなら、探偵や興信所に依頼した際にも見つけやすくなりますので、どんな些細な事でもいいので、失踪者に関する情報を提供できるようにしておいたほうが良いでしょう。
1. 失踪する原因は?
失踪する原因については、冒頭でも紹介したように、会社関係と家庭環境の問題が多くなっています。
特に未成年者の場合は学校よりも家庭環境に問題があるケースが多いとされていて、社会人になると家庭環境と会社関係の両面から失踪する原因が見つかるとされています。
会社関係で失踪してしまいやすい原因の一つに「モラハラ(モラル・ハラスメント)」が挙げられます。
モラハラをしている人に自覚がなくても、モラハラによるストレスの蓄積から、会社に行きたくないと考えるようになり、自宅をでてから会社までの通勤途中に失踪してしまうというケースが多くなっています。
家庭環境の場合は、会社から自宅に帰ってくるまでに失踪するケースが多くなっていますが、会社を辞めてから失踪するケースと、会社にも何も告げずに失踪するケースの2つのパターンが存在しています。
2. 失踪者はどんな心理をしているのか?
失踪者の心理について最も多いのが「この場所から離れたい」というものです。
そのため、とにかく地元から離れる傾向にあり、地方に行くのか都心部に行くのかということについては、失踪者の性格によって異なります。
社会人の場合は、ビジネスホテルやネットカフェを利用して寝泊まりをするというケースが多くなっていますが、未成年の場合は友達の家を渡り歩いたり、住み込みで働ける場所を探したりと様々なケースに分かれていることが特徴的です。
3. 失踪者の行き先はどこ?
失踪者の行き先については人によって異なるので明確なことは言えませんが、一般的に多いのが「人が極端に少ない場所」か「人が極端に多い場所」ということが多いです。
前者は田舎や地方となっていて、後者は東京に代表される都心部ということになります。
失踪者が生きやすい場所としては圧倒的に都心部となっていますが、住み込みで働いて、家族や知人にも居場所を知られたくないという場合は、地方の旅館やパチンコ店などで働く人も多くなっています。
これらの住み込みの仕事では住所の移転などもしなくても良いために、居場所を知られずに働くことが出来るということが特徴的です。
中には日本を飛び出して海外に失踪するというケースもありますので、失踪者の失踪前の行動を確認することが重要になります。
4. 失踪者はどんな行動を取る?
失踪者が失踪後に取る行動としては、通常時とそれほど変わらないことが多いです。
知人にも家族にも連絡をしないでひっそりと暮らしているタイプが多くなっていて、失踪してしまうと住所の移転などが難しくなるために、ドミトリールームなどを渡り歩くケースも多くなっています。
未成年の場合でも、特に女の子の場合は年齢を詐称して風俗店などで働くという選択肢もあるために、居場所が分かりづらく、捜索をしても見つけられないというケースが多くなっていますが、このような場所に出入りしていると、事件に巻き込まれる可能性もありますので十分に注意しなければいけません。
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