• 家賃滞納が払えない時どうすればいい?どこに相談すればいい?
  • 家賃を滞納したとき、分割払いで支払っていくことは可能?
  • 夜逃げをすれば家賃滞納は踏み倒せるのか?

など気になることがあると思います。

そこでこの記事では家賃の滞納で払えない時の対処方法について詳しく説明していきます。

1.夜逃げなら可能?家賃滞納を踏み倒す方法とは?

家賃が払えない時、一度は踏み倒すことを考えるかもしれません。

家賃を払っていないだけでは時効を迎えることはできず、踏み倒すことはできません。

そこでどのようにすれば、家賃滞納を踏み倒すことができるのかについて詳しく解説していきます。

・家賃滞納を踏み倒すための条件

家賃を踏み倒すためには、時効を迎える必要があります。

家賃の滞納の場合、時効成立まで5年かかります。

家賃の滞納に関しての時効の年数は民法第169条により決まっています。

(定期給付債権の短期消滅時効)
第百六十九条 年又はこれより短い時期によって定めた金銭その他の物の給付を目的とする債権は、五年間行使しないときは、消滅する。

引用元:民法

時効成立のためには、時効が中断されないように以下のポイントに注意する必要があります。

「時効成立まで1円も支払わない」

「1000円ずつでも返済してほしい」と言われたとき、1000円くらいなら何とかなると思って支払ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、踏み倒すという観点から見ると、1円でも支払いをしてしまうと債務の承認となり、時効がリセットされてしまいます。

そこからまた5年間経過しなければ時効を迎えることができなくなるので、踏み倒すのであれば1円たりとも返済しないようにしなくてはいけません。

「裁判を起こされる」

家賃を滞納している場合、明け渡し請求の申し立てのほかに、滞納した家賃を回収するための裁判を起こされることがあります。

裁判を起こされると、時効は中断してしまいます。

裁判を起こされると財産や給料が差し押さえとなり、強制的に家賃の滞納分を支払わされることになります。

家賃滞納を踏み倒すときには、時効を迎えるまでこういったリスクを抱えて生活をしなければいけません。

・家賃を踏み倒すためには夜逃げや引越しが必要

少なくとも5年間は逃げ続ける必要があるというわけですが、5年経過すればすべての滞納した家賃を支払う義務がなくなるわけではありません。

あくまで5年経過した分だけとなります。

そのため今の部屋に住み続けている限り、どんどん新たな家賃滞納分が生まれるというわけです。

また滞納金が膨らめば膨らむほど、大家さんも回収しようと力を入れてくるので、裁判を起こされる可能性が高くなります。

そのため家賃を踏み倒すという場合には、その部屋から引越しをする必要があります。

「引越しをしたときには住所変更をしてはいけない」

引越しをするときには、市町村役場で住所変更の手続きを行うかと思います。

しかし、住所変更をしてしまうと、その後も家賃滞納の請求が続くことが多いです。

というのも、法律上では債権者(この場合は大家さんや保証会社)は住民票から住所を調べることができます。

仮に引っ越しをしても一時的に居場所が分からなくなっても、住所変更をしてしまうと、簡単に居場所が特定されてしまうのです。

居場所が分かれば、督促状を送ってきますし、裁判も起こしやすくなります。

なので、家賃を踏み倒す場合には引っ越しをした後に住所変更をしてはいけません。

 

ただ住所変更ができないと、新しい住所の住民票を発行することができません。

公的な手続きをするときや住所を証明するときには、住民票は必要なので、日常生活に大きな支障が出ます。

家賃を踏み倒すまでの期間は、まともな生活を送れないと思ったほうがいいですよ。

2.家賃の滞納を踏み倒すことは可能だが大きなデメリットも!

上で説明したように、引っ越しをして住所変更をしなければ、家賃を踏み倒すことは可能です。

しかし、踏み倒すにあたってのデメリットがあります。

例えば、借金の時効を迎えるまで遅延損害金がかかり、どんどんと滞納金の金額は増えていきます。

その状態で裁判を起こされれば、財産や給料が差し押さえられて、まとまったお金を失うことになります。

何かに使う予定があって貯金をしていたら、差し押さえられたなんてことになったら最悪ですよね。

また引越しをして住所変更ができなくなるので、住民票が発行できません。

そうなると、免許の更新ができない、会社で住民票の提出を求められたときに提出できないなど大きな不都合が出てきます。

こういったデメリットが大きいので、正直なところ家賃を踏み倒すことはお勧めしません。

3.家賃滞納して払えない時はどこに相談すればいいのか?

家賃は決して安い金額ではないので、1度滞納してしまうと、その滞納金を払うのは結構難しいです。

今月分を払いつつ、滞納したお金を払うとなると、単純に2倍のお金がかかりますからね。

手元にまとまったお金がない時には、まずは大家さんに直接相談してみることをおすすめします。

大家さんに直接交渉をすれば、分割払いで払うのを認めてもらえる可能性はあります。

あまりにも分割回数が多いと、交渉もまとまらない可能性が高いので、2~3分割程度で交渉をしてみることをおすすめします。

 

ただ問題となるのが、家賃保証会社に請求されたときです。

家賃保証会社や大家さんと比べて、融通が利かず、分割払いを認めてくれないことが多いです。

何とか事情を説明してお願いしても「滞納した家賃を一括で払ってください」の一点張りです。

 

このように相談をしても、分割払いが認めてもらえない場合には、カードローンの利用がおすすめです。

一時的にカードローンでお金を借りて、滞納した家賃を払うことで滞納をなくすことができます。

カードローンを利用すると利息がかかりますが、30日間無利息サービスを利用すれば、利息を払わずに立て替えることも可能です。

2~3か月程度あれば、それほど利息の金額も多くないので、デメリットは小さいと思います。

家賃を滞納していると、何度も請求が来てうんざりしますし、連帯保証人に連絡がいくこともあります。

そういったトラブルを防ぐためにお金を借りるというのも選択肢の一つだと思いますよ。